犬のトリマーさんにこそキャットグルーマーライセンスをお薦めする4つの理由

販売機会が増える

猫の飼い主さんは愛猫を美容してくれるサロンを探しているのですが、なかなか見つからないのが現状です。近所のトリミングサロンに連れて行っても猫は断られることが多いく、また運良くやってもらえたとしてもその仕上がりには満足行かないケースも…。特に長毛の猫ちゃんなんかは毛玉になりやすいですし、それを放置しておくと毛玉が毛玉を呼び全身マットの毛玉おばけになってしまい、皮膚が引っ張られて猫ちゃんが思うように動けなくなってしまう場合もあります。そういう猫ちゃんは体に触られるのを嫌がるようになるのでサロンに連れて行っても怒りぬいてしまい、スタッフからお断りされるケースも少なくありません。で、「他店で断られた猫ちゃんでも大丈夫」とうたってるサロン併設の動物病院に連れて行くと鎮静剤を射たれて眠っている間に全身バリカン。

こういった猫ちゃんの飼い主さん達にとって、愛猫を優しくスピーディに美容してくれるサロンを熱望しているのです。現に、当協会の代表理事・土屋みほ子の噂を聞きわざわざやって来る方も多いのです。「他所ではあんなに怒ってたのに、どうして土屋先生には平気なんでしょうか?!」そう言ってビックリする方は大勢います。

猫を洗う技術は犬にも応用できる

犬と猫の違いの一つに皮脂があります。猫は犬よりも皮脂が多く犬と同じ感覚で洗っていると油が残ってしまいます。逆に猫の皮脂を完全に落とせる技術を持てば犬の皮脂は簡単に落とせるようになるのです。皮脂がちゃんと落とせているとドライングも早く終わるので時短に繋がりますね!

また、猫をハンドリング出来るようになったら犬をハンドリングする事は容易いはずです。咬む、ひっかく、蹴る、飛ぶ、逃げる、自由奔放な猫ちゃんを完璧にコントロール出来るハンドリング技術を持っていたら当然犬も出来ますよね(笑)。

逆に犬の技術も猫に応用できる

現在トリマーさんとして現役で活躍している方、ほとんど全員ハサミを使えているでしょう。猫ちゃんをカットする時もハサミの使い方は同じです(ただし、バリカンは注意が必要です)。トリマーさんなら、すぐに飼い主さんの要望通りに猫ちゃんをカット出来るようになるはずです。

この猫ちゃん、実はペルシャなんです。飼い主さんのご要望で、夏の間だけエキゾティックショートヘアーみたいに涼しくサマーカット。全身をハサミだけでキレイに揃えました。

こちらもペルシャ猫。ボディは涼しげにし尻尾は扇形に可愛くデザインカット。

猫は時間単価が高い

世の中の経済は需要と供給です。現在のペット業界は猫美容の需要に対して供給が全く足りていません。したがって猫の美容代金は犬よりも高額になっています。その差、約3倍!シャンプー20分、ドライング40分、合計1時間で13,000円。カットが入ればそれにプラスされますので犬に比べると圧倒的に時間単価が高いのです。

現在、各方面のペットサロンさまからお問い合わせが来ていることからみても、本当はどのショップさんも猫美容をやりたいのですが技術者がいないのです。今こそ、猫の勉強をしてキャットグルーマーライセンスを取得するときです。